日経平均新高値を更新
4月16日、日経平均株価は新高値を更新し、6万円台の大台に接近した。米・イランの交渉決裂にもかかわらず、マーケットには安心感が広がっており買いが止まらない状況だ。
ボラティリティにも大きな変化は見られず、今回の上昇劇は大量に増えていたショートやプットオプションの踏み上げという観測も強いが、それにしても一歩間違えば世界恐慌というリスクも抱えている割には異常な強さだと言えるだろう。
この流れは日本市場のみならず、米国株式市場でも顕著にみられる。昨晩にはS&P500とナスダック総合指数が新高値を更新しており、さらなる高値追いをするのかどうか注目される。
依然として残る中東リスク
マーケットの異常な安心感とは裏腹に、中東リスクは依然として不透明な状況だ。米国とイランの停戦期限は4月21日(または22日)と言われている。2週間延期との話も出ているが、交渉決裂した場合には再びマーケットの混乱は必須である。
株式市場では、あたかも何事もなかったかのように上昇を続けているが、この流れについていっていいのかどうか、不安に感じている投資家も多いだろう。
とりわけ怖いのは、日本時間の夜中に突然戦争が再開した場合で、日本の早朝時間には全く違う株価の景色を見ることになりかねない。
不気味な感じしかない新高値更新
S&P500、ナスダック総合指数、日経平均株価と新高値を更新する中、恐怖指数と呼ばれるVIX指数や日経VIは上昇するどころか下落している。この状況は、投資家が全く不安を感じることなく、上昇する相場に乗っていけるということを示している。
果たして、そんなことが生き馬の目を抜く相場の世界に存在するのであろうか?みんなで渡れば怖くないのか、それとも大きな罠が仕掛けられているのだろうか?
しばらくは株式市場から目を離すことはできないのかもしれない。寝不足にご注意‼
