イオンの株価が下げ止まらない理由とは!

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イオン高値から約半値に下落

イオンの株価が下げ止まらない。昨年11月には2,920円の高値まで買われたが、その後は下落の一途をたどっており、本年4月末には1,500円割れの高値から約半値水準まで売られている。半年で株価はおよそ半値になったということになる。

2026年2月期連結業績では営業収益、営業利益ともに過去最高を達成、来年度についても市場の予想は下まったものの好調は維持している。この内容で株価が半値近くまで売られてしまうというのは業績だけが理由ではないだろう。

確かにイオンモールなどの巨大な商業施設の時代ではないのかもしれないが、食料品を中心とした事業戦略に大きく舵をとっているさなかでもある。近くのイオンに顔を出してみると、とても株が売られまくっているような企業には到底見えない。

2025年11月に何が起こったのか

イオンが最高値2,920円を付けたのは昨年11月25日、それ以降は下落の一途をたどっている。日経平均は同10月の高市内閣誕生とともに上昇相場に突入しており、11月に5万円台を超え、先月には6万円台入っている。

単純に考えれば、昨年11月以降も日経平均を引っ張ったのは一握りのAI関連銘柄であり、イオンなどの消費関連銘柄は売られていたと思われるが、イオン以外の消費関連を見ると必ずしもイオン同様の動きとはなっていない。

類似銘柄の動きを見てみても、イオンほど売られている銘柄はあまりなく、むしろイオンの一人負けともいえる状況なのだ。

気になる新興スーパーの台頭

スーパー・コンビニなどの小売り関連銘柄を見る限り、イオンだけが強力に売られている。まるで、イオンを売ってAI関連銘柄を買っているのではと思われるような動きである。もともと株主優待目的でイオンを購入していた個人投資家も多いはずだ。その個人投資家がイオンから離れている可能性も考えられるだろう。

かつて、イオンなどのスーパーやコンビニが百貨店を駆逐していったように、イオンモールなどの巨大化に走ったイオンが、OKストア、ロピア、トライアルなどの新興スーパーにその座を脅かされているのではなかろうか?

株式公開しているトライアルの株価の動きを見るとそう考えざるを得ない。いつか来た道をイオンは知らず知らずのうちに歩んでいるのかもしれない。

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