暴落の前に株価が上昇する理由とは!日経平均6万円台突破のわけ?

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暴落の前には必ず天才がいる?

1990年に出版されたガルブレイスの「バブルの物語:暴落の前には天才がいる」ですでに看破されているが、36年の時を経て再び同じことが金融市場で起きようとしている。

暴落の前には天才がいる。歴史上、チューリップ投機、南海シーバブル事件、そしてニューヨークの大暴落、1990年までの日本のバブル期、とバブル期はいつの時代にも同じことを繰り返している。それを知っている天才が相場をうまく利用して大儲けをするのである。

1989年末に当時の日経平均が史上最高値を付けた際にも、まさに押し目待ちに押し目無しという状況で相場は上昇し続けていた。もう弱気になること自体が罪であるかのように。

暴落は必ずやってくる?

「バブルの物語」の著者ジョン・ケネス・ガルブレイスは「暴落は忘れたころにやってくる」と言っている。つまり、暴落や調整を予想する人が多ければ売り物も多く出るため、小さな調整を繰り返しながら相場は上昇していく。

現在の日経平均のように売りで入ろうものなら瞬殺される状況でも、まだ売りを考えている人がいるので売買は成立する。裁定買い残や信用買い残が史上最高レベルでも売りがあれば取引は成立する。

ガルブレイスの言う天才とは、この仕組みを理解している人のことで、相場が上昇すればするほど売りで利益を狙う投資家が増えてくる。そして、売り方が存在する限りは相場は上昇するのである。つまり、本当の大暴落の前には相場は上昇し続けるのである。

暴落のタイミングはいつになるのか?

では暴落はいつやってくるのか?それこそが相場のことは相場に聞けと言われる所以であり、相場をじっくりと観察していけばおのずとそのタイミングは見えてくるのだ。そのタイミングとは、相場から売り方(売り)が消えた時にやってくる。

売りがなくなれば、相場は上昇することはできない。なぜなら取引が成立しないからだ。売り物が極端に少ないとわかれば、買い方は我先にと利確を急ぎだすことになる。こうやって相場は大暴落していくことになる。

1989年末に当時の最高値を付けた日経平均は、1990年大発会から静かに静かに下落していく。最高値更新からわずか数日後には、下落相場がスタートしていたのだ。そして、以前にはなかった押し目が長時間続くようになり、投資家たちは徐々に相場が以前とは違うということに気づき始めることになる。

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